一人暮らししたいけど1DKって住みやすいの?
1Kと何が違うの?
こんな悩みを解決する記事を書きました!
一人暮らしを始めるとき、間取りは重要なポイントです。
特に1DKは一人暮らしを希望する多くの人に人気があります。しかし、1DKと1Kの違いに悩む人も多いです。
本記事では、1Kとの違いや1DKのメリット、デメリットを詳しく紹介します。
1DKならではの広さを活用した、おしゃれで快適な空間を作るヒントも満載です。
部屋の間取りに悩んでいる人には、1DKが向いている人の特徴も紹介します。
1DKで一人暮らしを考えている人は、参考にしてみてください!
- 1人暮らし歴1年の20代後半のオスです。
- もともと実家暮らしで一人暮らしをすると同時にブログ開設。
- 1人暮らしを始めたい人向けにブログ書いてます。
1DKとは
1DKは居室1部屋とダイニングキッチンがある間取りのことです。アパートやマンションで人気の間取りで、「1」は1部屋、「D」はダイニング、「K」はキッチンを表しています。キッチンとダイニングスペースが独立しているため、メインの部屋を寝室兼リビングとして使えます。
1DKは、キッチンとダイニングが居室空間と完全に区切られているのが特徴です。料理の匂いが部屋に充満しにくく、落ち着いた生活ができます。
1DKと1Kの違い
1DKと1Kの違いは、ダイニングキッチンがあるかどうかと広さにあります。
1Kはキッチンが4.5畳未満のコンパクトな空間で、ダイニングスペースがありません。居室とキッチンを分ける仕切りのついた部屋が一般的です。仕切りがない場合は、空間を自由にアレンジできるため、好みのレイアウトが可能です。家具をコンパクトに置けるため、一人暮らしに必要最小限な機能で生活できます。
1DKはキッチンとダイニングが独立した4.5畳以上8畳未満の空間です。1Kよりもゆとりのある空間で、料理に集中できるキッチンと、食事を楽しめるスペースがあります。キッチンやダイニングが別のため、プライバシーを保てるメリットもあります。
1DKはキッチンの作業スペースが広いため、冷蔵庫や電子レンジなどの電化製品で狭く感じることはありません。キッチンで料理を楽しみたい人に向いています。
» 1Kと1DKどっちがいいか選び方を解説!
一人暮らしで1DKを選ぶメリット
1DKの物件を選ぶメリットは多く、代表的なものは次の3点です。
- キッチンと寝室を分けられる
- 自炊がしやすい
- 部屋を広く使える
キッチンと寝室を分けられる
1DKの大きなメリットは、キッチンと寝室をそれぞれ独立して分けられることです。以下の3つのメリットがあります。
- 匂いや音が寝室に届きにくくなる
- 整理整頓しやすくなる
- 友人や客を招きやすくなる
調理中の油や食材の匂いが部屋に充満すると、布団やカーテンに匂いが染み込み、睡眠の質が落ちるかもしれません。しかし、キッチンが別の部屋であれば、常に清潔で快適な空間を保ち、リラックスした環境を作れます。
1DKは部屋が独立しているため、生活に必要な家具や家電を適切な場所に配置できます。空間を効率的に使えるため、整理整頓がしやすい環境を作れるのがメリットです。きれいな部屋を保てれば、友人や客を招きやすくなり、気兼ねなく誘うハードルも下がります。
自炊がしやすい
自炊がしやすいのも、1DKの特徴です。キッチンとダイニングスペースが独立しているため、料理に必要なスペースが広く確保されています。
1Kの間取りはキッチンスペースが狭いため、物件によっては居室空間に家電を置く必要があります。しかしダイニングスペースがあれば、調理家電や調理器具、食材を置く場所は十分に確保可能です。キッチン周りが充実していると、本格的な料理にも挑戦しやすくなります。
ダイニングスペースが広い物件では、テーブルも設置可能です。食事の準備と片付けが効率的に行え、匂いが広がりにくいメリットもあります。寝室兼リビングでは、匂いや音を気にせずプライベートな空間を確保でき、より快適な生活が送れるでしょう。
部屋を広く使える
1DKは1Kよりも部屋を広く使えるため、家具や配置によってさまざまな工夫ができます。以下のような工夫をすれば、より快適で広々とした空間作りが可能です。
- マルチ機能家具の使用
- ミラーの設置
- 壁面収納
ソファベッドや折りたたみ式のダイニングテーブルを使えば、限られたスペースでも空間を有効に活用できます。合わせてミラーを置けば、全身のチェックだけでなく、部屋を広く見せる視覚的な効果も期待できます。
おしゃれな空間を作るために、壁面収納や高さを利用した家具も検討してください。明るい色の壁紙やカーテンは、部屋を広く見せる効果に加え開放感が生まれます。不要な家具や物を減らして、シンプルな空間を作るのが部屋を広く見せるコツです。
一人暮らしで1DKを選ぶデメリット
一方、一人暮らしで1DKを選ぶデメリットもあります。物件を探している場合は、以下の3点に注意してください。
- 収納スペースが小さい
- 家賃が高い傾向がある
- 築年数が古い物件が多い
収納スペースが小さい
1DKタイプの物件では、限られた面積で生活するため収納スペースの確保が課題です。クローゼットが備えつけられている物件もありますが、スペースが小さく、衣類や日用品の整理が難しいこともあります。
玄関周りの靴箱や収納スペースも物件によって差があり、十分な空間が確保されていないケースも多いです。収納スペースが少なければ、追加の家具を購入する必要があります。しかし、家具が増えれば、限られた空間が圧迫されるジレンマに陥ります。
1DKで快適に住むには、綿密な収納計画が不可欠です。ロフト付きベッドで空間を確保したり、収納機能があるカウンターテーブルを利用したりすると、効率的に空間を利用できます。ベッド下やクローゼットの上など、デッドスペースを活用できる収納グッズもおすすめです。
入居前には、部屋の間取りや収納スペースを詳細に確認してください。自分に合った収納方法を前もって考えておきましょう。
家賃が高い傾向がある
1DKはワンルームや1Kと比較して、家賃が高くなる傾向があります。価格差の理由は、ダイニングスペースが確保されている分、部屋全体の広さ(床面積)が大きくなるためです。
1Kの広さは4.5畳未満で、1DKは4.5畳以上から8畳未満です。1DKは広くなるため、賃料が高く設定されがちです。同じ面積の1Kと1DKを比べた場合、1DKのほうが20〜30%家賃が割高になる場合もあります。部屋の間仕切りや収納によって、使い勝手が変わり、需要も変わるからです。
アパートの立地や設備、築年数によっては、1DKの需要が高い地域も存在します。需要が高い地域では、家賃が上昇傾向にあり、近隣の2Kや2DKのアパートと同等になる場合もあります。1DKを検討する際は、住みたい条件を決めておき、家賃や広さなど優先順位を決めておきましょう。
築年数が古い物件が多い
1DKの賃貸物件市場では、築年数の古い物件も比較的多く出回っています。物件によっては設備の老朽化が進んでおり、水回りやキッチンなどは使い勝手が悪いことがあります。
古い物件の多くは、現在の耐震基準が改訂される以前に建てられた建物です。最新の耐震基準を満たしていない可能性があり、地震時のリスクが高くなります。
築年数が古い建物は、断熱や防音性能が低いです。断熱性能が低いと冬は寒く、暖房費がかさみます。防音性能が低いと、隣室や上下階からの生活音が耳に入りやすくなります。静かな環境を好む人は避けたほうが良いでしょう。
ただし物件によっては、リノベーションによって設備が新しくなり、耐震性や断熱性能を向上させた快適な部屋もあります。1DKの物件を検討する際は、実際に内見し、生活環境や気になる箇所をチェックしましょう。
» 一人暮らしの部屋探しのポイント
一人暮らしの1DKレイアウトのコツ
1DKでの一人暮らしを快適に過ごすためのレイアウトのコツをご紹介します。以下の4つの方法を参考にして、自分らしい部屋作りをしてください。
- 折り畳み式の机と椅子を置く
- ベッド周りの寝室部分を仕切る
- 窓をふさがない
- ハンガーラックを置く
折り畳み式の机と椅子を置く
限られた空間では、折り畳み式の机と椅子がおすすめです。折り畳み式であれば、少ないスペースでも有効活用できます。
折り畳み式は使いやすさも魅力です。必要なときに素早く設置して、使用しないときは手軽に畳んで片付けられます。机は食事や作業に使え、椅子も普段は収納しておき、友人が来たときや必要な際にのみ出すことで、空間を有効活用できます。
家具を片付けられると、限られた空間でもゆとりを持たせられ、圧迫感が少なくなります。レイアウト変更の自由度も高いため、内装を変えたいと考えたときも簡単に移動できます。折り畳み式の家具は、限られたスペースでも快適に住みたい人におすすめです。
ベッド周りの寝室部分を仕切る
1DKの限られた空間でプライベート空間を確保するには、ベッド周りに仕切りを置くことが効果的です。以下のような仕切りに使えるアイテムを参考にしてください。
- 衝立・ルームディバイダー
- カーテン
- 本棚
- 収納家具
- 折り畳み式のスクリーン
- カラーボックス
- 天蓋
衝立やルームディバイダー、カーテンは、インテリアとしても部屋の雰囲気を変えつつ、ベッドエリアを隠せます。遮光性の高いカーテンであれば、光を遮断できるため快適な睡眠を得られます。本棚や収納家具を仕切りに置けば、収納スペースとしても利用でき、一石二鳥です。
折り畳み式のスクリーンは、使わないときはコンパクトに収納でき、必要なときに取り出して自由に空間を仕切れます。カラーボックスは積み重ねれば低い壁ができ、高さを調節可能です。天蓋をベッドに取り付ければ、ベッドエリアを特別な空間に演出できます。
ベッド周りを自分だけの快適空間に変えるには仕切りの活用がおすすめです。工夫次第で、リラックスできる空間と、おしゃれなリビングスペースを同時に実現できます。自分のライフスタイルや好みに合わせて、最適な仕切り方法を選びましょう。
窓をふさがない
家具は、窓をふさがないように配置しましょう。窓は光を通し、風通しを良くするためにも大切です。窓からの自然光は、照明に頼らず部屋全体を明るくできます。
窓付近に鏡を置けば、自然光を反射して、部屋全体を明るくする効果もあります。カーテンやブラインドを選ぶ際は、目的に合わせた機能(遮光や遮熱)選びが大切です。壁と同じ色のカーテンを選べば、空間の連続性が生まれ、部屋をより広く見せる効果があります。
観葉植物を窓辺に置けば、生活感を出しながら心地よい部屋作りが可能です。窓から風を取り入れれば湿気を防ぎ、新鮮な空気の部屋で過ごせます。光と風を上手に取り入れて、快適な部屋を作りましょう。
ハンガーラックを置く
ハンガーラックは、一人暮らしの強い味方です。洗濯物を畳んで片付ける手間がなくなり、ハンガーに直接かけるだけです。値段も手頃で、種類も次のようにさまざまなタイプがあります。
- 1連タイプ
- 収納付きタイプ
- 折り畳みタイプ
- 押入れ・クローゼットタイプ
- 2段タイプ
収納付きや下部にボードがついているタイプは、靴やカバンなど小物の収納に役立ちます。見た目を重視するなら、装飾としても機能するデザイン性の高い種類がおすすめです。掃除のしやすさを考えるなら、キャスター付きタイプを選びましょう。
服の量が多い場合は、横に長いタイプか複数段に分かれたハンバーラックが便利です。ハンガーラックを選ぶ際は、部屋の収納スペースや特性に合わせて、最適なタイプを検討しましょう。
一人暮らしで1DKが向いている人の特徴
一人暮らしで1DKが向いている人の特徴を紹介します。
- ゆとりのある生活をしたい
- 料理が好き
- 来客が多い
ゆとりのある生活をしたい
ゆとりのある生活を求める人には、1DKの部屋は向いています。1DKは寝室とダイニングキッチンが分かれているため、生活空間が広がり、よりリラックスした空間を過ごせるからです。
リビングと生活スペースが分かれていれば、友人をもてなしたり、自分の趣味の時間を楽しんだりできます。スペースがあるため、家具や収納もゆとりをもって設置できます。
家具や収納が多いと、空間が狭くなり圧迫感を感じる可能性が高いです。毎日の生活をリラックスするためにも、広くゆとりのある生活ができると、より快適に過ごせます。
料理が好き
料理好きな人は、1DKの部屋がおすすめです。1DKは寝室に使える部屋とは別に、キッチンとダイニングスペースが確保されています。料理に使う家電や調理グッズをそろえられるため、本格的な料理を作れるのが魅力です。
料理好きな人にとって、調理は単なる家事ではありません。ストレス解消や日々の楽しみのために没頭できる活動です。自炊の習慣があれば、栄養バランスを考えられるため、健康の維持につながります。長い目で見ても、外食よりも食費の節約につながるため、経済効果は高いです。
ダイニングスペースがあれば、友人や家族を招いて手料理を振る舞ったりパーティーを楽しんだりできます。1DKは、新しいレシピや調理法に挑戦し、生活を豊かにしたいと考える人におすすめです。
来客が多い
来客が多いときでも、1DKであれば安心です。1DKはキッチンとは別にリビングスペースが独立しているため、友人や家族が遊びに来ても狭さを感じることなく過ごせます。来客時における1DKのメリットは次のとおりです。
- 複数人で食事をとれるスペースがある
- ソファやテーブルを置ける
- 宿泊時でも、スペースを確保できる
ダイニングスペースが別の部屋に分けられているため、テーブルを置いて複数人で食事を楽しめます。1Kの間取りでは難しいかもしれませんが、1DKではリラックススペースとして、ソファの設置が可能です。部屋の広さを活かして、友人や家族が泊まる際の寝る場所も確保できます。
1DKは、友人や家族、カップルとより長く時間を過ごしたい人におすすめです。
まとめ
1DKは一人暮らしに向いている、おすすめの間取りです。しかし、1DKと一口に言っても、広さや形は物件によって異なります。
物件を探す際は、メリットやデメリットを前もって知り、どのような生活をしたいか事前に考えることが大切です。1DKで快適に過ごすためには、家具選びも欠かせません。レイアウトのコツを押さえて、より快適な空間作りを目指しましょう。
1DKの間取りは、特に以下のような人におすすめです。
- ゆとりのある生活をしたい
- 料理が好き
- 来客が多い
一人暮らしを楽しむためにも、内見の際は間取りや設備をよく確認し、自分に合った1DKを見つけましょう。