トイレとお風呂が一緒の物件って住みやすいの?
別々のほうがいいのかな?
こんな疑問を解決する記事を書きました!
トイレとお風呂が一緒の部屋に住むことを考える人は多いです。トイレとお風呂が一緒の配置は、小さな家やアパートでよく見られますが、すべての人に適しているわけではありません。
この記事では、トイレとお風呂が一緒の部屋のメリットとデメリット、向いている人の特徴を解説します。
- 1人暮らし歴1年の20代後半のオスです。
- もともと実家暮らしで一人暮らしをすると同時にブログ開設。
- 1人暮らしを始めたい人向けにブログ書いてます。
トイレとお風呂が一緒の部屋のメリット
トイレとお風呂が一緒の部屋のメリットは、以下のとおりです。
- 家賃が安い
- 掃除がしやすい
- スペースを有効活用できる
- 水漏れのリスクが低い
- 断熱性に優れている
トイレとお風呂が一緒の部屋は、多くの方にとって魅力的な選択肢になり得ます。
家賃が安い
家賃を抑えたい方にとって、トイレとお風呂が一緒の賃貸物件は経済的な選択肢です。トイレとお風呂が一緒の物件は、主に1Rや1Kなどの小規模な間取りで見られます。建設コストが低いため、家賃も安く設定されています。
シンプルな設計で無駄なスペースが省かれ、必要最小限の空間で快適な生活が可能です。トイレとお風呂が別々の場合に比べ、維持管理費を低く抑えられることが学生や単身者に人気の理由です。
掃除がしやすい
掃除がしやすい点は、トイレとお風呂が一緒の部屋の大きなメリットの1つです。清掃エリアが限られているため、掃除する範囲が狭く手間が少なくて済みます。お風呂の湿気があるので、トイレの汚れも落ちやすくなります。毎日の掃除が簡単にできるため、忙しい方でも維持しやすいです。
排水システムが1つで済むため、排水口の掃除が簡単です。水回りの掃除用品を一か所にまとめられるので、探す手間も省け、効率が上がります。狭いスペースを有効に使いたい方にとって便利です。
スペースを有効活用できる
スペースの有効活用は、住宅の快適性を高める上でとても重要です。トイレとお風呂が一緒の部屋では、節約されたスペースをリビングや寝室などに使えます。スペースが限られた住宅やアパートでの生活では、空間を最大限に活用できます。
機能的な生活空間を確保でき、生活の質の向上が可能です。バスルームに収納機能を兼ねた家具を置けば、洗面用品やタオルなどをすっきりと収納できます。
水漏れのリスクが低い
水漏れのリスクが低い点は、トイレとお風呂が一緒の部屋の大きなメリットの一つです。水回りが一か所に集中し、配管の数が少なくシンプルになるため、漏水の可能性が減少します。配管が集中していることで、水漏れが発生しても早期に発見でき、問題が小さなうちに修理可能です。
一か所に管理が集中することで、定期的なメンテナンスがしやすくなります。コンパクトな配置により全体の水圧バランスが安定し、水回りの問題を少なくします。
断熱性に優れている
トイレとお風呂が一緒の部屋は、断熱性に優れている点が大きなメリットです。外気と接する面積が減少し、空間全体を暖かく保つためのエネルギーが少なくて済みます。温度を一定に保ちやすく、室内の温度バランスも取りやすくなります。
ユニットバス自体が防水性や断熱性に優れた構造であることが多いです。壁やドアが少ないことで熱損失が減少し、全体の断熱性が高まります。トイレとお風呂が一緒の部屋は快適な居住環境を維持しやすい設計です。
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トイレとお風呂が一緒の部屋のデメリット
トイレとお風呂が一緒の部屋のデメリットは、以下のとおりです。
- お風呂とトイレを同時に使えない
- カビが生えやすい
- 収納スペースが不足する
- トイレットペーパーが湿りやすい
- 設備の後付けが難しい
トイレとお風呂が一緒の部屋には、一定のデメリットがあります。
お風呂とトイレを同時に使えない
お風呂とトイレが同じ部屋にあると、利用できるタイミングが限られます。家族や同居人がいると、一方がお風呂に入っている間、もう一方がトイレを使用できません。トイレ使用中にお風呂の湿気や熱気が漏れることで不快感もあります。利便性を低下させ、プライバシーの問題も発生します。
カビが生えやすい
カビは高湿度の環境で繁殖しやすいです。トイレとお風呂が同じ部屋の場合、水回りの頻繁な使用で湿気が多くなり、カビが生えやすくなります。トイレ使用後の湿気がお風呂スペースに広がることも原因です。
換気が不十分だと湿気がこもり、清掃が行き届かない隙間や角もカビの温床になります。カビ対策には、こまめな掃除と適切な換気が重要です。
収納スペースが不足する
トイレとお風呂が同じ部屋だと、収納スペースが不足しやすいです。タオルや洗剤などのバス用品やトイレ用品を置く場所が限られます。ストック用品や大きな物の収納場所も見つけにくいです。
壁に取り付ける棚やキャビネットの設置場所も限られます。収納問題を解決するためには、タオルをコンパクトにまとめる収納方法など、スペースの有効活用が鍵です。
トイレットペーパーが湿りやすい
トイレットペーパーが湿りやすいのは、トイレとお風呂が一緒になっているため、水しぶきや湿気の影響を受けやすいからです。お風呂の湿気や入浴後の蒸気でトイレットペーパーが湿気を吸収します。換気を徹底しても、完全には湿気を避けられない場合があります。
湿気への対策として防水型のトイレットペーパーホルダーの使用が有効です。閉められる収納スペースを利用するなど、トイレットペーパーの保存場所を工夫することも必要です。
設備の後付けが難しい
トイレとお風呂が同じ部屋では、後付けの設備追加が難しくなります。既存の建物の構造や配管に合わせた改装が必要で、リフォームが困難です。機器の大きさや形状によっては設置スペースが足りず、壁や床の補強が必要になることもあります。
水道や排水工事が複雑になり、費用が増加することもあります。電気や換気設備の追加や変更、建築基準法や地域の条例による制限も課題です。
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トイレとお風呂が一緒の部屋がおすすめな人の特徴
トイレとお風呂が一緒の部屋は、特定のニーズを持つ人にとって便利で理想的と言えます。
トイレとお風呂が一緒の部屋がおすすめな人の特徴は、以下のとおりです。
- 一人暮らしを検討している
- 家賃を安く抑えたい
- 来客が少ない
一人暮らしを検討している
一人暮らしを検討している方に、トイレとお風呂が一緒の部屋はとても便利です。節約志向の方や生活スペースにこだわりが少ない方に適しています。出費を最小限に抑えたい方や、シンプルな生活環境を求める方におすすめです。
プライバシーを大切にし、頻繁に来客がない方には理想的な選択です。機能的な住空間を好む方や、定期的な掃除やメンテナンスを自分で行う方にも有効な選択肢と言えます。
» 一人暮らしに適した賃貸物件の選び方と注意点
家賃を安く抑えたい
一人暮らしや学生の方にとって、住居費を抑えることはとても重要です。家賃を安く抑えるためには、部屋の間取りをコンパクトにすることが有効です。コンパクトな間取りの部屋は、建築コストが低く、家賃や管理費、共益費が安く設定されます。
トイレとお風呂が一緒の物件は、経済的な負担を軽減でき、限られた空間を有効に活用できます。住居費を抑えつつ快適な生活を求める方には、トイレとお風呂が一体となったユニットバスのある物件が最適です。
来客が少ない
来客が少ない方には、トイレとお風呂が一緒の部屋がおすすめです。プライベートな空間を重視し、他人との接触を避けたい生活スタイルに合っています。在宅ワークが中心で外出しない方や、一人の時間を大切にする方に適してします。
シンプルな生活を送る方は、トイレとお風呂を別々にする必要は少ないので最適です。トイレとお風呂が一緒の部屋は無駄なスペースを減らし、生活に必要な機能をコンパクトにまとめられます。
» 一人暮らしにおすすめの間取りとメリット・デメリット
ユニットバスの種類
ユニットバスを選ぶ際は、シャワー、トイレ、洗面台の組み合わせを理解し、生活スタイルに合わせることが大切です。
ユニットバスの種類は以下のとおりです。
- 1点ユニットバス
- 2点ユニットバス
- 3点ユニットバス
1点ユニットバス
1点ユニットバスは、浴槽と洗い場のみで構成されています。トイレや洗面台は含まれません。設置が簡単で施工期間が短く、標準化された設備により、メンテナンスも比較的簡単です。
広々としたバスルームを好む方に適しており、ファミリー向けの住宅に多く設置されています。建築コストの削減や防音性に優れていることから、新築やリフォーム時の選択肢として人気です。
2点ユニットバス
2点ユニットバスは、浴室に洗面所が組み合わさったバスルームデザインであり、狭い空間に適しています。トイレは別に設置されています。単身向けのアパートやマンションに多く見られ、トイレが別であることから人気です。掃除がしやすく、浴室と洗面台を一気に洗えるため手間がかかりません。
一人暮らしや限られたスペースを持つ住宅に最適です。コストとスペースの制限の中で最良のバランスを求める人にとって、理想的な選択肢と言えます。
3点ユニットバス
3点ユニットバスは、トイレ、洗面所、浴室が一体となった設計です。空間をコンパクトに抑え、限られたスペースを有効活用できます。単身向けのアパートやビジネスホテルなどでよく見かけるタイプです。
清掃が簡単で効率的ですが、誰かと一緒に暮らす場合や来客時には、一人しか使えないデメリットがあります。湿気がこもりやすく、トイレットペーパーが湿ってしまうこともあるため、適切な換気が重要です。スペースを節約できるため、一人暮らしや家賃を抑えたい方におすすめです。
トイレとお風呂が一緒の部屋でよくある質問
トイレとお風呂が一緒の部屋に関するよくある質問をまとめました。
- トイレとお風呂が一緒の部屋の家賃はなぜ安い?
- 一人暮らしに3点ユニットバスは不便?
- トイレとお風呂が一緒だと掃除は大変?
トイレとお風呂が一緒の部屋を検討している方は参考にしてください。
トイレとお風呂が一緒の部屋の家賃はなぜ安い?
トイレとお風呂が一緒の部屋が家賃で安くなる理由はいくつかあります。建設コストを低く抑えられるため、家賃に反映されやすいです。トイレとお風呂が一緒の部屋は需要が少なく、価格競争が生じやすくなり、家賃が下がりやすいです。間取りの選択肢が限られ、価値が下がることもあります。
面積が狭い物件が多く、物件のグレードや居住者層によって価格設定に差が出ます。トイレとお風呂が一緒の部屋の家賃は、他のタイプの部屋に比べて安く設定されやすいです。
一人暮らしに3点ユニットバスは不便?
一人暮らしでは、3点ユニットバスの不便さを感じることがあります。トイレとお風呂が同じ空間にあるため、同時に使用できません。湿気がこもりやすく、カビが発生しやすいため、清潔を保つには掃除が不可欠です。収納スペースが限られ、洗面用品やタオルを置くために工夫が必要です。
湿気でトイレットペーパーが濡れることもあり、一人暮らしのストレスになることがあります。設備の追加や改装が難しいデメリットもあります。一人暮らしを始める際には、ライフスタイルに合った住環境を選ぶことが大切です。
トイレとお風呂が一緒だと掃除は大変?
トイレとお風呂が一緒の部屋では、掃除が大変になることがあります。トイレの使用後に湿気が増し、カビや臭いの原因となります。お風呂の水滴がトイレに飛び散りやすく、清潔を保つのが困難です。掃除の頻度を増やす必要があり、結果的に時間と労力がかかります。
床や壁の乾燥に気を付ける必要があり、トイレットペーパーなどの水濡れ対策も必要です。清潔な状態を維持するためには、こまめな掃除と適切な管理が求められます。
まとめ
トイレとお風呂が一緒の部屋は家賃節約に役立ち、掃除がしやすく、スペースを有効に使用できるメリットがあります。水回りの故障リスクが低く、断熱性が良好な点も魅力です。しかし、同時に使用できないことやカビのリスク、収納スペースの不足などのデメリットも存在します。
トイレとお風呂が一緒の部屋は一人暮らしや家賃を重視する人、来客が少ない人に最適です。ユニットバスには1点、2点、3点ユニットバスといった種類があり、コストやスペース効率に応じて選ばれます。自分のライフスタイルに合ったユニットバスを選択することが重要です。
トイレとお風呂が一緒の部屋におすすめな人に当てはまる場合は、メリットも多いので検討しましょう。