一人暮らしの荷造りってどうすればいいの?
効率的なやり方を教えて欲しい!
こんな疑問を解決する記事を書きました!
この記事では、引っ越しの荷造りに必要なものから注意点までを解説します。
記事を最後まで読むと、自信を持って引っ越しの準備を始められます。
- 1人暮らし歴1年の28歳オスです。(現時点)。
- もともと実家暮らしで一人暮らしをすると同時にブログ開設。
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引っ越しの荷造りには、道具と梱包資材の準備が必要です。荷造りを効率的に進めるために部屋をブロックで分け、荷物を細かくグループ分けをします。使用頻度が低いものを先に梱包しましょう。
引っ越し荷造りに必要なもの
引っ越し荷造りに必要なものは、以下の2つです。
- 道具
- 梱包資材
道具
引っ越しの準備を始めるとき、道具は梱包や家具の分解に欠かせないアイテム。作業をスムーズに進めるために、以下の道具が必要です。
- カッターやはさみ
- 梱包用のテープ
- 養生テープやマスキングテープ(壁や床を保護)
- 油性ペンとラベル
- ノートとペン(荷物リスト用)
- 作業用手袋
- ドライバーセット(家具の分解・組み立て用)
- 重い荷物を運ぶための台車
適切な道具の使用により、梱包作業と荷物の整理が効率的に進められます。
梱包資材
梱包資材は、荷物を安全に新居まで運ぶために重要です。以下の梱包資材を準備する必要があります。
- 段ボール箱
- 紙や新聞紙(割れものの梱包用)
- エアキャップ(※1)
- ストレッチフィルム(※2)
- ひもやロープ
- 食品保存用袋(小物類の整理用)
梱包資材は引っ越し業者で入手できる場合もあります。梱包を始める前に確認しておきましょう。引っ越し業者で準備できない場合は、ホームセンターでそろえることも可能です。梱包資材の活用により、小さな部品の紛失を防ぎ、荷物を保護して安全に運べます。
※1 プチプチとも呼ばれ、空気の入った突起が多数ある緩衝剤
※2 透明なラップで、荷物に巻き付けて荷崩れを防ぐ
引っ越しの荷造りを効率的に進める手順
引っ越しの荷造りを効率的に進める手順は、以下のとおりです。
- 部屋をブロックに分ける
- 細かくグループ分けをする
- 使用頻度が低いものを梱包する
- 洗濯機や冷蔵庫の水抜きをする
- 引っ越し当日にすべての荷物を梱包する
部屋をブロックに分ける
部屋をブロックに分けることが、効率的な引っ越しの荷造り方法です。以下のように分類すると、荷物の整理を簡単にして搬出作業をスムーズに行えます。
- 寝室
- リビング
- キッチン
- 浴室
- 洗面所
部屋ごとの荷物を段ボールに詰める際には、ラベリングを行って内容を明確にします。何が入っているかを一目でわかるようにするためです。計画的に部屋ごとの梱包と搬出のスケジュールを立てると、引っ越し当日の作業をスムーズに行えます。
細かくグループ分けをする
細かくグループ分けをすることは、荷造り作業の効率化に有効です。以下のようなグループ分けをすれば、荷解きを楽にして必要なものをすぐに見つけられます。
- ガラス製品などの壊れやすいものと丈夫なものを分ける
- 用途が近いものは同じ箱に入れる(例:キッチン用品は同じ箱)
- 荷物のサイズ別にグループ分けをする
- 部屋ごとに異なる色のラベルを使用して分類する
- 部屋ごとのチェックリストを作成する
上記のポイントを押さえると荷物の破損を減らし、効率的な梱包作業と引っ越し先での整理ができます。
使用頻度が低いものを梱包する
使用頻度が低いものから梱包することは、効率的な荷造りをするうえで重要です。以下のような生活に必要ない荷物を先に片付けると、準備を進めながら問題なく日常生活を送れます。
- 季節外の衣類
- 普段は読まない書籍
- 趣味の道具
- 飾りものや装飾品
装飾品などは繊細なので、余った梱包材を利用して丁寧に包むと安心です。梱包が完了した箱は、部屋の隅に積み上げておくと、日常生活や荷造りに影響を与えません。
洗濯機や冷蔵庫の水抜きをする
洗濯機や冷蔵庫の水抜きは重要な作業です。家電の内部に水が残るとカビや悪臭が発生し、移動時に水漏れの可能性があります。洗濯機は以下の手順で行います。
- 中身を空にして、蛇口の水を閉める
- 標準モードで1分程度動かす
- 給水ホースを取り外す
- 脱水モードで動かし、電源を切る
- 内部の水気を拭き取り、傾けて水を抜く
- 排水ホースを取り外す
冷蔵庫は以下の手順です。
- コンセントを抜いて霜取りをする
- 製氷機の氷を捨てる
- 扉を開けておいて内部とドアパッキンを乾燥させる
- 水受けを取り出し、溶けた氷や水分を捨てる
- 排水口から残水がないか確認し、水抜きする
水抜きを行う際は、水が漏れても大丈夫なようにタオルなどを用意しましょう。水抜きは引っ越しの前日までに終わらせます。洗濯機や冷蔵庫の水抜きをすると、引っ越し時の家電の故障や水漏れを防げます。
引っ越し当日にすべての荷物を梱包する
引っ越し当日にすべての荷物を梱包するのは、効率良く引っ越しを完了させるために重要です。日常生活で使用する荷物を梱包し、すぐに取り出せるように考慮しましょう。
引っ越し当日は荷物の最終チェックを行い、忘れ物がないかを確認してください。梱包作業がスムーズに行えるように、梱包資材は余分に用意しておきましょう。
引っ越し当日にすべての荷物を梱包しておくと、引っ越し業者が到着したタイミングで作業を進められます。
【荷物別】引っ越しの荷造り方法
引っ越しの荷造り方法を以下の種類ごとに解説します。
- 食器
- 衣類
- 本
- 家電製品
- 家具
食器
食器は割れやすいので、梱包の際は以下のようにしましょう。
- タオルや新聞紙を緩衝剤として使う
- 大きな皿は縦に立てて隙間を作らない
- カップやグラスは個別に梱包し、重ねない
- セットものは一緒に包む
- 重い食器は小さめの箱に入れる
- 食器洗い機の中に食器は残さない
- 食器専用の梱包ボックスを使う
食器の破損を防ぐために、箱に以下の指示を書くのをおすすめします。
- 「割れもの注意」
- 「この面を上に」
ポイントを押さえると、新居まで安全に食器を運べます。
衣類
衣類の梱包は、清潔で型崩れしないように注意が必要です。クリーニングや洗濯をして清潔にした衣類は、新居での整理が楽になり、すぐに使用できます。ハンガーにかけた衣類は、衣装ケースに収納すると型崩れを防げます。
圧縮袋を使用すると衣類をコンパクトに収納でき、スペースの節約が可能です。衣類の梱包は衣替えのタイミングで行うと、整理と梱包が一度にできます。引っ越しを機に不要な衣類を処分または寄付することも必要です。アクセサリーや小物類は、小分けに梱包すると荷解きが便利です。
衣類の梱包ポイントを押さえると、梱包作業はスムーズに進みます。
本
本を梱包する際は、重さを考慮して適切な方法で行うことが大切です。以下の方法で持ち運びの負担を減らせます。
- 小さめの箱に分散して詰める
- 破れにくい厚手の箱を使用する
- 本を縦に立てて並べ、隙間が少ないように詰める
- 重い本は箱の底部に、軽い本は上部に配置する
- 古新聞やエアキャップで隙間を埋める
- 箱の外側に「本」や「重い」などのラベルを貼る
本の梱包するポイントを押さえると、安定した状態で運べます。
家電製品
家電製品の荷造りは、慎重に行うことが欠かせません。家電には種類とサイズが異なるため、製品ごとに合わせた梱包が求められます。梱包するときのポイントは以下のとおりです。
- テレビなど元の箱がある場合は使う
- 元の箱がない場合は、緩衝剤を使い保護する
- 電源コードは巻いて固定する
- 取り外せるパーツは分解して別々に梱包する
- ディスプレイの画面が破損しないように保護する
- 重い家電は丈夫な箱に入れる
使用説明書や保証書は、家電と一緒に梱包しておくと新居でのセットアップがスムーズに行えます。家電製品のシリアルナンバーやモデルナンバーを記録しておくと、保証サービス利用時に便利です。運搬に注意が必要な家電は事前に業者へ伝え、適切な梱包方法を心がけると、安全に新居へ運べます。
家具
家具を梱包する際は、手順や梱包材を適切に選ぶことが重要です。家具はサイズが大きく、重量があるため、梱包する際には注意する必要があります。分解が可能な家具は、運搬を簡単にするために分解しましょう。家具の梱包は以下の点に注意してください。
- 組み立て説明書を保管する
- ネジ類は小袋に入れて家具に固定する
- 脚が取り外せる場合は、別途梱包する
- 家具の表面は毛布やエアキャップで保護する
- 引き出しや扉が開かないように固定する
- 家具の角はコーナープロテクター(※3)で保護する
- 鏡やガラス部分は破損しないように保護する
移動時には台車を使用して、家具を安全に運びましょう。家具の移動経路を事前に確認し、必要に応じてドアを外すなどの準備をしておくことが、スムーズな引っ越しにつながります。丁寧に家具を梱包すると、引っ越しの際のトラブルを避けられます。
※3 L字型の形状で角に取りつける緩衝剤
引っ越しの荷造りのよくある質問
引っ越しの荷造りの以下のよくある質問を解説するので、ぜひ参考にしてください。
- 荷造りにはどれくらい時間がかかる?
- 荷物が多すぎるときはどうすればいい?
- 引っ越し業者に荷造りを任せられる?
荷造りにはどれくらい時間がかかる?
荷造りにかかる時間は荷物の量、部屋の広さ、準備の速度によってさまざまです。個人の状況によっても変わるので、正確な時間を割り出すのは難しいです。
単身者であれば、数日〜1週間程度で荷造りが終わります。ただし、家族で引っ越す場合は荷物も増えるので、2週間〜1か月程度かかるケースも多いです。荷造りには予想外の時間がかかる場合も想定し、計画を事前に立ててください。
荷物の量を把握し、余裕を持ったスケジュールを組むと、引っ越しの準備をスムーズに行えます。
荷物が多すぎるときはどうすればいい?
荷物が多すぎるときは、以下の対処法を検討してください。
- 不用品を処分または寄付する
- 荷物の一時保管サービスを利用する
- 必要なものだけを新居に持っていき、残りは売却する
- 友人や家族に手伝ってもらう
- 一度に梱包せず、段階的に進めていく
上記の方法をうまく活用すれば、荷物が多くても効率的に引っ越し準備を進められます。
引っ越し業者に荷造りを任せられる?
引っ越し業者に荷造りを任せることは可能です。多くの引っ越し業者が荷造りサービスを提供しており、追加料金を支払うとプロが手際良く荷物を梱包してくれます。
荷造りサービスは荷物の破損リスクを減らしつつ、時間と労力を節約できるため、忙しい方や荷物が多い方に適しています。荷造りサービスの内容は業者によって異なるため、事前に内容を確認することが大切です。
» 一人暮らしの引っ越し費用|予算内に収める節約術
引っ越しで荷造りをするときの注意点
引っ越しで荷造りするときの注意点は、以下の2つです。
- 貴重品は梱包しない
- 粗大ゴミは早めに捨てる
貴重品は梱包しない
引っ越し時には、貴重品の管理に注意してください。以下のようなものは一緒に梱包すると、盗難や紛失のリスクが高まります。
- 現金
- 通帳
- 実印
- キャッシュカードやクレジットカード
- 貴金属
- 宝石
多くの引っ越し業者は、貴重品の取り扱いを引き受けていません。貴重品を自己管理すれば、安心して新居に引っ越しができます。
粗大ゴミは早めに捨てる
粗大ゴミを早めに捨てることは、引っ越し作業をスムーズに進めるために重要です。市区町村によって粗大ゴミの処理方法が異なるため、引っ越し予定日が決まったら確認しましょう。
粗大ゴミを捨てるための申請には、数週間前までに予約が必要な場合が多く、計画的な行動が求められます。粗大ゴミを自宅に長く置いておくと、作業の邪魔になるだけでなく、部屋を狭く感じさせる原因です。早めに処理すれば、清掃も効率的にできます。
粗大ゴミの早めの処理は、部屋を広く使えるので、作業を効率的に進められます。
まとめ
引っ越しの荷造りは計画的かつ効率的に行うことが大切です。荷造りをするために必要な道具と梱包資材を準備しましょう。以下の手順で効率的に荷造りを進められます。
- 部屋ごとにブロックに分け、梱包計画を立てる
- 同じ種類のものや関連するものを細かくグループ分けをする
- 使用頻度が低いものから梱包を始める
- 洗濯機や冷蔵庫は前日までに水抜きをする
- 引っ越し当日はすべての荷造りを完了させる
荷物ごとの荷造り方法は、以下を意識してください。
- 食器:新聞紙などで個別に包む
- 衣類:圧縮袋や衣装ケースを使って梱包する
- 本:重量があるので小さい箱に分散して詰める
- 家電製品:元の箱や緩衝剤を使って梱包する
- 家具:できるだけ分解し、緩衝材を使ってキズや損傷を防ぐ
荷物が多いときは処分を検討し、引っ越し業者の荷造りサービスを依頼するのも良い方法です。引っ越しの準備と計画を行えば、ストレスの少ない引っ越しを実現できます。
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