一人暮らしを始めるのに何から準備すればいいのかわからない
どれくらいの予算が必要なの?
物件選びで後悔しないためには、どうすればいい?
こんな疑問を解決する記事を書きました!
この記事では、一人暮らしの物品の準備、予算計画、物件選びのコツ、引越しの手順を解説します。
記事を読むことで、一人暮らしの準備に関する不安を解消し、計画的に物事を進められます。
ぜひ記事を最後まで読んでください!
- 1人暮らし歴1年のオス28歳(現時点)。
- もともと実家暮らしで一人暮らしをすると同時にブログ開設。
- 1人暮らしを始めたい人向けにブログ書いてます。
一人暮らしの準備に必要なもの
一人暮らしには事前に準備が必要です。家具や家電、日用品などは生活に欠かせないアイテムです。
準備リストを作り、計画に沿って進めることで、忘れ物や同じものの購入を防ぎ、無駄遣いを減らせます。新居での生活を始める予算を把握し、引越し前後に必要な手続きを行うことも重要です。
丁寧に準備すれば、一人暮らしをスムーズにスタートできます。
家具・家電
一人暮らしには、快適な生活に欠かせない基本的な家具と家電が必要です。
家具 | ベッド(布団)、洋服ダンスやクローゼット、テーブル、椅子、収納棚、カーテン |
家電 | 冷蔵庫、洗濯機、掃除機、炊飯器、電子レンジ、エアコン、電気スタンドや照明器具、ガスコンロやIHクッキングヒーター、テレビ |
次のポイントを押さえて家具や家電を選びましょう。
- 使用スペースの大きさ
- 予算
- デザイン
- 機能性
- 省エネ家電
- コンパクトで多機能な製品
商品を選ぶ際には、製品の耐久性や保証、アフターサービスの内容もチェックしましょう。予算を抑えたい場合、フリーマーケットや中古品、レンタルを検討してみてください。
一人暮らし向けの家具・家電セットの利用も必要なものを一度にそろえられ便利です。ポイントを押さえて家具と家電を選べば、快適な一人暮らしができます。
日用品
一人暮らしを始める際、事前に必要な日用品を準備しましょう。
- 消耗品
- トイレットペーパーやキッチンペーパー、ティッシュペーパーは必需品です。ストックを用意しましょう。清潔を保つための洗剤やスポンジ、ゴミ袋も準備すると便利です。
- 衛生用品
- 歯ブラシや歯磨き粉、シャンプー、コンディショナー、ボディソープがあります。毎日使うので、自分にあった商品を選びましょう。タオルは数枚用意しておくと、常に清潔なタオルを使えます。
- 洗濯用品
- 洗濯には洗剤や柔軟剤、ハンガーが必要です。衣類を長持ちさせるため洗濯ネットを用意しましょう。
- 台所用品
- 食事の準備に必要な食器やフライパン、鍋、包丁、まな板をそろえましょう。ラップ、アルミホイルも準備すると便利です。
- 掃除用具
- 一人暮らしには、スペースを取らず、手軽に掃除ができるスティック掃除機やフローリングワイパーがおすすめです。
- 防災用品
- 懐中電灯やろうそく、非常食など災害時に役立つアイテムを準備しましょう。
事前に準備すれば、一人暮らしのスタートを安心して迎えられます。
» 一人暮らしに必要なもの
一人暮らしの予算
予算設定は、生活スタイルに応じた費用見積もりと、火災保険や共益費などを含むことが重要です。
初期費用
一人暮らしを始める際、さまざまな初期費用がかかります。計画的に予算を立てることが重要です。
賃貸物件を決めた場合、次の費用がかかります。
- 敷金・礼金
- 仲介手数料
- 家賃の前払い
他にもさまざまな初期費用がかかります。
- 引越し費用
- 家具・家電の購入費
- 日用品・食料品の購入費
- 光熱費の初期費用
- インターネット接続費用
- 火災保険などの保険料
- 住民票の移動手数料
上記の初期費用を、事前に見積もることで、一人暮らしのスタートを安心して迎えられるでしょう。固定費や生活費の管理もスムーズに行えます。
» 一人暮らしの初期費用
固定費・生活費
固定費や生活費は、毎月支払う必要がある出費です。適切に予算を管理すると、安定した生活を送れます。一人暮らしの際は、以下の予算管理をしてください。
- 住居に関する費用
- 生活に必要な生活費
- 娯楽や健康維持のための費用
家賃・管理費は住居を維持するために欠かせない毎月の支出です。光熱費としての電気やガス、水道料金は生活を支える基本サービス費用となります。通信費としてインターネット・Wi-Fiや携帯電話の月額料金も必要です。
食費は日々の食事にかかる費用となります。日用品費は洗剤やトイレットペーパーなども消耗品を購入する費用です。交通費は通勤や通学に使う費用であり、保険料は健康保険や国民年金など将来に備えるための必須支出です。貯金や投資も将来のために計画的に行いましょう。
娯楽費は映画や飲み会など余暇を楽しむための費用で、定期的な医療費も健康維持に必要です。クレジットカードやローンの支払いは借入金の返済や利用料金の支払いに関わります。
一人暮らしの物件を選ぶポイント
良い物件選びは快適な一人暮らしに欠かせません。適切な物件を見つけるには、以下のポイントを押さえる必要があります。
- 立地
- 間取り
- 設備
収納スペースや必要な設備が整っていること、インターネット環境が充実していることも快適な生活を送るために考えるべき点です。
立地や間取り、設備などを細かくチェックすれば、自分に合った最適な物件を見つけられます。
» 一人暮らしの部屋探しのポイント
立地
物件選びで最も重要なのが立地です。良い立地は日々の生活を便利で快適にします。
以下の点を優先して考慮しましょう。
- 交通の便利さ
- 最寄りの駅やバス停からの距離は、通勤や通学だけでなく、日常の移動も便利です。
- 商業施設の近さ
- スーパーマーケットやコンビニエンスストアが近くにあると、買い物がしやすいです。
- 環境の静かさ
- 環境の静かさも大切で、騒音の少ない住宅街では快適に過ごせます。
- 安全性
- 犯罪発生率が低く夜間も明るい地域を選びましょう。
- 交通機関へのアクセス
- 駅やバス停への道のりが安全で快適かどうか確認が必要です。
- 近隣施設
- 病院や公園、図書館などの施設が近いと生活の質が向上します。
- 通勤・通学のしやすさ
- ラッシュ時の混雑状況や所要時間もチェックしましょう。
- 地域の発展性
- 開発計画や地価の動向を把握してください。
上記の要素を総合的に考えて物件を選べば、一人暮らしをより快適にします。
間取り
一人暮らしを始めるとき、選ぶ物件の間取りは大切です。生活スタイルに合わせた間取りを選ぶことで、快適な住環境を実現します。
間取り | 特徴 | おすすめの方 |
スタジオタイプ(1R) | 寝室とキッチンが一緒の1室 | 限られたスペースを効率的に使いたい |
1K | キッチンが独立 寝室とリビングが一緒 | 料理にこだわりたい |
1DK | ダイニングキッチンがあり 寝室が独立 | 食事とくつろぎの場を分けたい |
1LDK | リビング・ダイニングキッチンがあり寝室が独立 | 友人を招きたい ゆったりと過ごしたい |
2K/2DK | 2つの部屋と別にキッチンあり(DKの場合はダイニングスペースあり) | 家族で使用したい ホームオフィスを設けたい |
間取りを決めるときは次の点も考えましょう。
- 物件の広さ
- 収納スペースの有無や大きさ
- 作業スペースの必要性
- 自然光が入る窓の位置と数
ルームシェアをする場合は、プライベートスペースが確保できる間取りを選ぶことが重要となります。上記を踏まえて、自分のライフスタイルに最適な間取りを選びましょう。
設備
キッチン設備が充実していると快適に調理できます。一人暮らしを始める際、物件選びで重視すべき設備は次のとおりです。
- 複数のコンロ
- 作業スペースの広さ
- オーブンの有無
浴室には追い焚き機能つきのバスタブがあれば、温かいお湯でリラックスできます。トイレにはウォシュレットと換気窓があると快適です。
エアコン完備で温度調節ができ、室内に洗濯機の置き場があると雨の日の洗濯も楽です。ものをスッキリと収納するためには、充実した収納スペースが必要となります。
インターネット環境は光ファイバー対応で高速かつ安定していることが理想的です。以下のようなセキュリティや防音設備があれば、外の騒音を気にせず安心して過ごせます。
- オートロック
- 防犯カメラの有無
- 二重窓の有無
- 壁の厚さ
以下の共用施設が整備されていると利便性がアップします。
- エレベーター
- ゴミ置き場
- 駐輪場
上記の設備は生活の質を大きく左右し、快適な一人暮らしを実現するために重要です。設備の充実度は物件選びにおいてとくに注意を払うべき点であり、生活を豊かにする基盤となります。
引越し前に行うべき手続き
引越し前に必要な手続きをまとめました。事前に済ませると、引越し後の忙しさやトラブルを避けられます。
- 転出届と転入届の提出
- 電気・ガス・水道の開設
- インターネット・電話の契約
- 郵便物の転送サービスの申し込み
上記の手続きをリストアップし進めると、心地よく新生活をスタートできます。
転出届と転入届の提出
一人暮らしを始める際に、とくに重要なのが転出届と転入届の提出です。新生活のスタートの基本で、適切に行わないと不便でトラブルになる可能性があります。
- 転出届
- 現住所の役所に提出する必要があります。現在の住所での住民登録が抹消され、新しい住所への移動が公的に認定されるのです。
- 転入届
- 新しい住所の役所に提出し、引越し後14日以内に行う必要があります。新しい地域での住民として正式に登録されます。
手続きには、身分証明書と印鑑が必要です。学校や職場が変わる場合は、住民票の写しや転出証明書などが追加で必要な場合もあります。
転出届や転入届の手続きを忘れると、選挙権の行使や公的サービスの利用に影響が出る可能性があります。引越しをスムーズに進めるためにも、転出届と転入届の提出は忘れずに行いましょう。
» 転入届はいつまで?提出期限と提出方法を解説!
電気・ガス・水道の開設
一人暮らしを始める際、電気・ガス・水道の開設が必要不可欠な手続きです。快適な新生活をスムーズにスタートさせるためには、事前の準備が大切です。
- 電気の開設
- 新居のある地域の電力会社に連絡して契約を行います。
» 電気を開通させる手続きの流れ - ガスの開設
- ガス会社に新居の住所と開始日を伝え、予約する必要があります。都市ガスの利用時はガスメーターの点検が必須で、立会いが必要な場合もあるのです。プロパンガスの利用時は、プロパンガス会社への申し込みが必要で設備のチェックが行われます。
- 水道の開設
- 新居の市町村の水道局に連絡し、使用開始日に開栓手続きを行います。
開設の手続きは、電話やインターネットで行うことが一般的です。
必要な書類や情報を準備し、料金の支払い方法(口座振替やクレジットカード払いなど)を事前に決めましょう。引越し日より前に、すべての手続きを完了すれば、入居日から快適な生活が送れます。
手続き完了後は、サービス開始日を改めてチェックしましょう。
インターネット・電話の契約
インターネットと電話の契約は、一人暮らしを始める際に重要です。インターネットは情報収集や娯楽、リモートワークに不可欠で、電話は緊急時の連絡手段として重宝します。引越し前には必ず手続きを済ませましょう。
インターネットの契約手続きの手順です。
- 現住所でのインターネット契約の解約
- 新居での接続オプション:光ファイバー、ADSL、ケーブルTVなど利用可能かチェック
- プロバイダ選び:サービス内容や料金、サポート体制を比較
- 契約プランの選択:使用状況に合わせた回線速度やデータ通信量のプランを選択
- セット割引のチェック:インターネットと電話のセット割引サービスを利用するかチェック
- 機器の準備:Wi‐Fiルーターなどの必要な機器がある場合は、レンタルや購入
- 開通手配:引越し日程に合わせたインターネットと電話の手続き
- キャンペーンや特典:インターネット契約時の各種キャンペーンや特典をチェック
- サポート体制のチェック
- 契約後のサポート体制やお客様センターの利用方法をチェック
固定電話が必要な場合は電話回線契約やVoIPサービスの検討が必要です。
郵便物の転送サービスの申し込み
新しい住所でスムーズに生活を始めるため、郵便物の転送サービスの利用は便利です。サービスの利用で、旧住所宛てに届いた郵便物が新しい住所へ自動的に転送されます。
- 申し込み時期:転居日の1週間前の申し込みがおすすめ
- 必要書類:転居先の住所と身分証明書
- 申し込み方法:郵便局かオンラインでの申し込みが可能
- 転送期間:最長1年間(追加料金を支払えば、転送期間の延長も可能)
新住所が周囲に伝えられない場合でも、郵便物を確実に受け取れます。引越しにおけるトラブルを避けるためにも、速やかな手続きがおすすめです。
チェックポイント
郵便物の転送サービスは国内のみの転送のため、海外への転送はできません。海外赴任や海外移住などの場合は、国内の親族や友人に郵便物の転送を依頼しましょう。
引越し当日の段取り
引越し当日の段取りをスムーズに進めるためには、事前の計画と準備が重要です。以下の流れをチェックしましょう。
- 引越し業者と最終チェックをする(時間や場所)
- 荷造りの最終チェックをする(梱包がしっかりされているか)
- 重要な荷物は自分で持ち運ぶ(貴重品、必需品)
- 旧居での荷物の搬出を監督する
- 鍵の受け渡しする(賃貸の場合は管理会社や大家に)
- 新居到着後、荷物の搬入場所の指示をする
- すべての荷物が到着したのをチェックする
- 荷物の破損がないかチェックする
- 電気・ガス・水道が使えるかチェックする(事前に開栓手続きが必要)
- 新居での大まかな荷解きと必要なものの配置をする
- 引越し業者に対する支払い処理を行う
業者との約束時間はもちろん、荷物の搬出と搬入の順序など、当日の流れを頭に入れておくと安心です。
荷物の搬出・搬入
荷物の搬出・搬入は、引越しの中でもとくにトラブルが起きやすい作業です。効率よく安全に進めるためには、以下のポイントを押さえましょう。
- 搬出前の荷物の梱包と整理
- 重い家具や家電は搬出のプロへ依頼を検討
- 搬出時の壁や床の保護対策
- 荷物の搬出経路と時間帯の計画
- 搬入先でのスペース確保と配置計画
- 搬入時にエレベーターや共用スペースの利用ルールのチェック
- 不要な荷物は事前に処分か寄付
搬出前の荷物の梱包と整理により、荷物が壊れるリスクを減らし、作業もスムーズに行えます。
引越しを機に荷物を減らせば、新居での生活空間を快適に保つことが可能です。搬入後は、荷物の配置や組み立てサービスを利用すると、新居での生活を早く始められます。
電気・ガス・水道の使用開始の確認
電気・ガス・水道の使用開始のチェックは引越し当日の大切な作業です。新生活をスムーズに始めるためにも、ライフラインが正常に動作しているかのチェックは欠かせません。電気・ガス・水道の使用開始のチェック方法は以下のとおりです。
- 電気は引越し日の数日前に電力会社に連絡し、電気の供給開始日を設定
- ガス会社にも事前に連絡し、ガス開栓の日時を予約
- 水道局に水道の使用開始手続きを行い、必要に応じた日時の開始を指定
- 引越し当日、電気が確実に使えるかスイッチを入れてチェック
- 水道の蛇口をひねり、水が正常に流れるかチェック
- ガスコンロの点火試験をしてチェック
ガスについては、安全確認と開栓作業を行うスタッフの立ち会いが必要になることを忘れてはいけません。何か問題が発生した場合は、すぐに該当するサービス提供会社へ連絡を取ります。
トラブルを避けるため、電気やガス、水道のメーターの開始時の数値を記録しましょう。確認作業を行うと、安心して新生活をスタートできます。
新居の掃除と荷解き
新居での快適な生活を始めるためには、掃除と荷解きが欠かせません。以下に、新居の掃除と荷解きを効率よく、丁寧に行うポイントを紹介します。
- 新居の掃除
- 掃除は、家具を搬入する前に行います。家具や荷物が置かれる前の空いたスペースを利用し、床や壁、窓などをきれいにしましょう。
キッチンやバスルームは、毎日使う場所なので、冷蔵庫やコンロ、トイレ、シャワーを徹底的に掃除し、清潔な状態に。エアコンのフィルターや換気扇の清掃も忘れずに行います。 - 荷解き
- 荷解きは、日常生活に必要なものから始めます。食器や洋服、寝具を先に片付け、段ボールは空になったらすぐ処分しましょう。
衣類や書籍などは、クローゼットや棚の設置が完了してから整理するのが良いでしょう。壊れやすいものや価値があるものにはとくに注意し、慎重に解き、適切な場所に収納します。
家具の配置は、最初から配置を決めなくても大丈夫です。生活動線を考えながら配置を試し、最適な配置を見つけるのがおすすめです。
荷解き後は、インターネットやテレビなど生活に必要なサービスが正しくセットアップされているかをチェックしましょう。最後に全体の片付けを行い、ゴミの分別と処理を徹底します。
まとめ
一人暮らしを始める際、さまざまな準備が必要です。初めての一人暮らしでは以下の項目を把握し計画的に進めましょう。
- 家具・家電と日用品が必要
- 初期費用や固定費、生活費の予算計画
- 物件選びは立地・間取り・設備を重視
- 転出届・転入届の提出
- 公共サービスの開設手続き
- 引越し当日の荷物の搬出入・設備のチェック
- 新居の清掃と荷解き
上記を丁寧に行うと、スムーズに新生活をスタートできます。準備は大変ですが、必要なものをそろえ手続きを行い当日の段取りを考えると、一人暮らしの成功につながります。
新生活を効率良く、快適に始める準備をしましょう。